お知らせ
フラッシュ構造の家具
2015年01月24日
”フラッシュ構造”というのは、
芯材の表面に合板を貼り付けた家具のことで、量産の家具によくみられます。
当工房でも低コストを目的として、フラッシュの家具はよく手がけます。
貼り付ける合板は”突板合板”と耐水性のために”ポリ合板”を使います。
年末に、久しぶりに手掛けたフラッシュ構造の家具を納品しました。
リビングのキャビネットの上に取り付けてあるのは、
マホガニーの突板合板を使ったキャビネットです。
扉はアフリカンマホガニー無垢材なので、一見無垢材の家具にみえますが、
箱部分のみフラッシュ構造としました。
4枚のステンドグラスはお客様が作られたものですが、
ステンドグラスのサイズがスペース一杯に作ってあったので、
扉にはめ込むのに、相当苦労しました、
今取り掛かっている仕事も天井まである大きな食器棚ですが、
今回もタモの突板合板を使いフラッシュで構造で作ることになりました。
今は側板、天板などの製作の真っ最中ですが、完成までは2月いっぱいまでかかりそうです。
4月になれば、キャビネットを2点フラッシュ構造で作る予定です。
今年前半はフラッシュの仕事が多いので、職人HARU ちゃんの早い復帰が望まれます。