お知らせ
古い椅子の修理
2014年06月04日
雨が降りそうな空模様だったので、明日搬入する展示会用の作品を早めに車に積み込みました。
最初イメージしていた時には楽勝で詰めると思っていたのに、
おもったよりもギュウギュウ詰めになってしまいました。
誤算だったのは今回の展示会用に作った”チーク材のテーブル”の天板と
同じく新作デスク天板の厚さが意外に厚くて、結構なスペースをとってしまいました。
おかげでパンフレットラック3枚と大きな看板は作品の上に乗る羽目に・・・・・
やはり来年からは他の人に看板の保管をお願いしよう!
積み込みが早めに終わったので、展示会明けから始めようと思っていた
椅子2脚の修理の下準備をしました。
ずいぶん使いこまれた古い2脚の椅子ですが、
2脚の椅子とも横の幕板、貫と前後の脚の固定部分がグラグラしています。
試しに板座の椅子のホゾ部分を叩いてみると、簡単にバラバラになってしまいました。
すべてダボ組み構造で、板座までしっかりと幕板にダボ組みされていました。
脚と幕板がダボ組みというのは量産家具では普通ですが、”板座のダボ組み”は初めてみました。
僕らの感覚で行くと、板座の伸縮を考えればダボで固定することは考えられません。
これが脚と幕板の固定部分がグラグラした一要因かもしれません。
残りの1脚は途中で作業が終わってしまったので、あとは展示会が終わってからです。