お知らせ

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材料の木取り

2012年02月14日

HARUちゃんの活躍で、キッチンキャビネットも引き出しと棚の仕込みが終わり、
後は抽斗の前板と天板を加工するだけになりました。

20120214cabinet.jpg

キャビネットは2分割で製作しており、W1550とW1000を
連結して、2550mmの大きさになります。
それに使う天板のクルミ材です。

20120214kurumi.jpg

仕上がり巾は470mmですが、何とかギリギリ2枚剥ぎで作れそうです。
明日から加工に入りますが材料長さが2600mmもあるため、
手押しかんな盤での作業が一苦労です。
手押しかんな盤の定盤は長さが1mしかないため、
いつも補助ローラなどを使うんですが、高さ調整が面倒で時間がかかってしまいます。
でも2600mもある長い材料をまっすぐにしようと思うと、
面倒でもしっかり調整しておかないと後で痛い目にあいます。

銘木のテーブル脚作りも、特大脚(☐120mm)の”屋久杉”が完成して、
今度は”神代杉”と”一位”の脚作りにとりかかりました。
こちらが神代杉の材料ですが、やはり屋久杉と同様に割れが多くて木取りに
苦労しそうです。

20120214jindaisugi.jpg

初めて使う”一位”ですが、今回は一枚板を挽き割って(ちょっと勿体ないけど)
脚と幕板の材料を木取りました。

20120214ichii.jpg

大体一枚板を挽き割ると、中の乾燥状態とか材料の応力のバランスがくずれて
挽き割ったところから曲がってくるもんなんですが、この材料は全くと言っていいほど
曲がりがありませんでした。
適度に硬くて若干重さがあって、非常に扱いやすい材料のようです。
”一位”の脚作りが楽しみになってきました。

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