お知らせ
ガラ紡のスツール
2011年12月22日
6月の展示会の時にオーダーを受けていた”スツール”が完成し、
先週納品してきました。
オリジナルの”糸巻スツール”のデザインで、座面に張る布の材質を
”ガラ紡”のオーガニックコットンに変更したものです。
椅子専用の布ではないため耐久性にやや心配はありますが、
非常に味のある仕上がりとなりました。
耐久性を上げるため布を2重に張り付けましたが、
座面の表面を触ると、ふゎっとしたやさしい柔らかさで、
ガラ紡特有の凹凸があり、素朴な風合いがあります。
”ガラ紡”とは、明治初期に日本で考案され、
手紡ぎに最も近い糸を引くことが出来る機械の名前だそうです。
国内では稼働している”ガラ紡”の機械は3台ほどしか現存しておらず、
今回使った布は、一宮市の”木玉毛織”さんで作られたものです。
非常に貴重な布のため、今回使ったオーガニックコットンの紺色の布は
椅子専用の布よりもはるかに高価で、1mあたりウン千円もしました。
耐久性にまだ不透明なところはありますが、ご興味を持たれた方は
オーダーいただければお作りいたします。