お知らせ
北海道 2日目
2010年08月09日
今日(6日)は、念願の高橋三太郎さんの工房”家具工房Santaro”を訪問する日です。
実は僕が家具作りをやることになったきっかけの一つは、三太郎さんの椅子を雑誌でみたことでした。
三太郎さん独特のデザインがなぜか自分の中にスーと入ってきた感じがして、
こんな椅子が作りたいと思ったんですね。
ということで、今日は記念すべき日になりそうでワクワクしております。
ホテルから電話を入れると車で20分ぐらいで着くとのことなので、
レンタカーを借りて行くことにしました。
三太郎さんの工房は札幌市の西区というところにありますが、
10分ほども走ると廻りは緑がいっぱいの山の中です。
ここも札幌市なの?という、自然いっぱいのすばらしいロケーションの中に工房がありました。
工房へ到着すると、相変わらずのやさしい表情で出迎えていただきました。
左側の建物が住い、右側が工房になっています。
工房は2階建て、さっそく1階の工房をぐるりと見せていただきましたが、
そんなに特別変わった機械などはなく、あんな椅子をどうやって作ってるんだろうと思うほど
シンプルな工房でした。
2階のギャラリーには三太郎さんの”椅子たち”がずらりと並んでいました。
何度か展示会でみた作品、はじめてみる作品など、そのすべての作品をじっくりと眺めては座り、
いろいろと作品作りのこともお聞きすることが出来ました。
あっという間に時間が過ぎて3時間近くもお邪魔してしまいました。
記念に一枚写真を撮って工房をあとにしましたが、本当にありがとうございました。
帰りに、札幌市内の北大植物園の正面にある”かでる2・7”に寄って、
三太郎さんが手がけられた”ベンチ”に座ってきました。
背板の”フクロウ”(このデザインが良いんですね!)が、ひときわ映えていました。